たま電日記
日常の事とかいろいろ
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リハビリもかねてちょっと書いてみました。
時期ネタ書くのはひさしぶり、文章書くのも久しぶり
自分の堕落さ加減にちょっと嫌悪感
時期ネタ書くのはひさしぶり、文章書くのも久しぶり
自分の堕落さ加減にちょっと嫌悪感
ポッキーの日
「姫、これあげるよ」
帰ってくるなりミハエルはアルトに向かって箱を放り投げた。
アルトの手の中に落ちて来たのは赤いパッケージ。
「?…ポッキー?」
普段、あまり菓子類を持ち込まないミハエルが珍しいことが在るものだと手の中の箱を見つめる。
「何だ、姫、知らないのか?」
「何が?」
「今日は11月11日、ポッキーの日だ!」
「…へぇ」
何故か得意げに胸を張り高々に宣言するミハエルにアルトはちょっと引いてしまう。
だから如何したというのだ。
「でだな、折角のポッキーの日だからこれで遊ぼうかと思って」
キラキラと目を輝かせてアルトに詰め寄りポッキーの箱を指差した。
「遊ぶ…?」
何となく嫌な予感はしつつ聞いてみる。
「ポッキーで遊ぶといったらこれしかないだろう!ズバリ!ポッキーゲーム!!」
矢っ張り…この万年常春頭がっ!
がっくり項垂れるアルトを尻目に一人で盛り上がっているミハエルはもう止まらない。
「さあっ姫!いざっ!」
振り返ったミハエルが見たものは既に袋を開け口いっぱいにポッキーを頬張るアルトの姿だった。
「あーーっ!」
「ふんっ!ご馳走様でしたっ」
空になった箱をミハエルに投げつけたのだった。
「…ひどいよ、姫」
残されたの空箱を見つめながらいじける。
「せめて1本ずつ食べてくれ。食べてるところとか見たかったのに~」
「この変態っ」
今日もS.M.Sは平和です。
おしまい
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